障がい児歯科診療について

それぞれのお子さんの個性に
あわせた歯科診療を
心がけています
当院は、障害の診断の有無にかかわらず気軽に受診いただける環境を整えています。お子様ご本人やご家族の皆様の不安を取り除く、やさしい歯科医療のご提供を心がけておりますので、障害をお持ちのお子様、成長や発達の遅延があるお子様も遠慮なく当院へお越しください。
こんな場合はご相談ください
- 治療の体勢をとるのが困難
- ご自身でブラッシングができない
- 発達障害などがあり、口の中の異常を訴えられない
- 言葉の理解が難しい
- 待合室や診療室で騒いでしまう
- 診療に極度の恐怖感をもっている
当院の障がい児歯科診療

一人ひとりの障害の特異性と
小児の発達段階、個性に合わせて
治療を行います
おもな障害は、知的発達障害、自閉症スペクトラム障害、注意欠如・多動性障害、肢体不自由、感覚器障害、言語障害など、また生後に生じた病気や事故による中途障害もあり、その症状により多岐に渡ります。
そのため当院では、一人ひとりの障害の特異性と小児の発達段階、個性に配慮しながら時間をかけて対応しています。お悩みの際は是非一度ご来院ください。
歯科受診が不安なお子様、
発達障害をお持ちのお子様には
知的発達障害、自閉症スペクトラム障害のお子様は聴覚情報よりも視覚的情報の方が伝わりやすいです。そのため、何を使ってどんなことをするか具体的に見せることで視覚的にわかりやすく説明するように心がけています。椅子に座っていられないお子様には「まずは座って歯磨きをする」「次は診療台に横になって歯みがきをする」「それもできたらミラーで口の中を見る」など、段階的に診療内容をステップアップすることも可能です。

治療の説明

使用する
器具を触る

治療を行う
それでもお子様の協力が得られない場合、またやむを得ず治療が必要な場合には、笑気吸入鎮静法を用いることもあります。笑気吸入鎮静法を使用することで不安や恐怖を和らげ、リラックスした状態で治療を受けることができます。笑気吸入鎮静法は笑気と酸素の混合ガスを鼻から吸入するだけですので、意識もある程度はっきりしていて会話もできます。
笑気吸入鎮静法は
笑気麻酔とは違うの?

笑気麻酔の正式名称が笑気吸入鎮静法なんだよ。
笑気麻酔と呼ばれることも多いけど、実際には笑気ガスを鼻から吸引してリラックス状態にするだけだから「麻酔」とは少し違うんだ。
当院では、正式名称の笑気吸入鎮静法と呼んでいるよ。


感染防止、安全な治療のために
ラバーダム防湿を行います
当院では、むし歯治療の場所によりラバーダムを使用しています。ラバーダム防湿は、お口に装着するゴム製のシートを使って歯以外への薬液や菌の進入を防ぎ、また誤飲・誤嚥を防止して安全に治療を行うことができます。